2014年度ジュニアスキー教室 レポート
今回参加したスタッフからジュニアスキー教室のレポートをいただきました。ぜひ、ご覧ください。
太田講師に作成いただいたレポートです
ジュニアスキ−を振り返って(ひとりごと)
ジュニアスキ−教室に携わっていただきました皆様、お疲れ様でした。
今年の教室もケガ人もなく無事終わることができましたこと、ホッとしています。
1日目
晴天の中、集合時間前に参加者全員が見事に集合!
保護者様の見送りの中、出発時間前に市民体育館駐車場を出発、子供たちも少し緊張した様子で、主催者あいさつ、参加費の集金も滞りなく終わり、いよいよ始まった感がバス内に立ち込めたころ、「バリバリ」「シャカシャカ」「ボリボリ」「ピコピコ」「ムシャムシャ」と、親がいない解放感からか、お菓子タ〜イム&ゲーム機タ〜イム&ト−クタ〜イムがスタ−ト。
羽生PAでの休憩も順調に済ませ、バスレク、ビンゴ大会のはじまりです、でもお菓子タ〜イム&ゲーム機タ〜イム&ト−クタ〜イムは止まりません。
リ−チ多数の中「ビンゴ!」の声、賞品のお菓子をもらって、ますますお菓子タ〜イムに拍車がかかります、「本当に昼ごはん食べられんのか?」と心の中でそう思っている頃、「テルマエロマエ」のDVDが子供たちのリクエストで上映されるも、当のリクエストした当の本人たちはゲーム機タ〜イム&熟睡! そして無事にホテルに到着、荷物の積み下ろしを終え、子供たちも各部屋に散開、その興奮度ったらもう・・・文章にはできません。
大好きなカレ−ライスをおかわりし昼食を終え、待ちに待ったゲレンデへ出発!太陽がまぶしく、絶好の春スキ−日和です。
6班体制で各班ごとに講習がスタ−ト、経験者班も初心者班もゲレンデをところせましと滑って転んで楽しんでいる様子でした。
夕食のバイキングも大盛況!テ−ブルには、ごはんに天ぷら、お肉にサラダ、そばにケ−キ、ジュ−スにアイスクリ−ムが並びますが、スタッフの方が大いに堪能し食べ過ぎてしまい、大人げないアイスクリ−ムやお肉の盛り方に子供たちも唖然の様子・・・
ここ「たかつえ」には「白樺の湯」という温泉があり、お風呂も楽しみの1つ、ですが男の子は「え!?」と思うくらい出ていくのが早く、はたして洗っているのだろうか?と思ってしまうほど。
そして班別のミ−ティングもやりました、各講師からの問いかけに素直に答えてくれて、気づくとスキ−とは関係ない話で盛り上がっている我が班でした!
2日目
昨日とは打って変わって残念な雨模様、でも元気な子供たち、そんなのおかまいなしに講習開始時間よりも早く我先にとゲレンデに飛び出ていき、ただひたすら直滑降!スピ−ドにも慣れた感じで楽しんでいますが、「タ−ンはどうした?タ−ンは?」と昨日あれだけやったのにと嘆く私です・・・
初心者の子供たちも2日目にはもうリフトの乗り降りも上手、講師の手助けもいらずに滑れるようになります、まだボ−ゲンですがしっかりとタ−ンをしてくる姿はとても微笑ましいものです。
そして、2日目は恒例のジュニアバッチテストを行いました。講習中に行うテストと、検定員が下で見て行う1級のバッチテストです。子供たちも緊張している様子、でも友達同士応援しながら仲良くやっていました。
結果は、子供たちお待ちかねの夜の全体ミ−ティングで発表、合格者が1人ずつ呼び出され、みんなの前で合格証とバッチが検定員から手渡されます。照れくさそうに受け取るその表情はぜひ、お父さん・お母さんにも見せてあげたかったものです。
ここで報告したいことがあります、全体ミ−ティングの場所は大広間に移動して行われますが、子供たちのぬぐ靴がしっかりと出口の方向をむいて整頓されているではありませんか!? 我々スタッフは、靴のぬぎ方に関しては何も言っていません、お父さん・お母さんが思っている以上に子供たちはしっかりしているのではないでしょうか。感心した出来事の1つでした。
3日目
風は強いものの雨も止み、太陽も出てきて最終日には絶好の日となりました。
最終日は思う存分滑ってもらい、平日ということもありゲレンデはほぼ貸切状態、「好きに滑っていいよ!」という講師の言葉に子供たちは笑顔で自由に滑りまくり。
コブにも挑戦!ていうか、コブにしか行かない子供たちも出てきて、本当に子供の適応能力には驚かされるばかりです・・・
終わりに
ジュニアスキ−教室に参加することで、新しい友達ができ、その友達やスタッフの大人たちと楽しい時間を過ごし、スキ−が上達し、そしてスキ−を好きになってもらえた、2泊3日の貴重な体験だったのではないでしょうか、無事に帰ってきたお子さんの様子はどうでしたか?
目がキラキラしていませんでしたか!
思い出話をたくさんしてくれませんでしたか!
親としてこの教室に「連れて行ってよかった。」と思うことがありましたら、ぜひ来年も子供たちを参加させてあげてください!そして欲を言えばお友達も誘ってください!
「来年もぜったいに行く!」と言ってくれているであろうと想像しつつ、私も来年を楽しみにしています。
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竹内梢恵アシスタントに作成いただいたレポートです
過去に6回生徒として参加してきたジュニアスキー教室に、今回はアシスタントとして参加させていただきました。講師の方とアシスタントの集合時間は、生徒たちより30分早い6:00。柏市民体育館に着いても講師とアシスタントだけしかいないのを見て、自分が生徒ではないことを改めて感じました。
一日目、晴れ。気温も高く、まさに春スキーでした。たかつえスキー場について、荷物を部屋に運んだらすぐに昼食でした。メニューは言うまでもなくカレー。昼食を済ませた後、玄関前で開校式を行いました。そして、13:00から講習スタート。今回私がゆかと一緒に就いた班は初心者班の2班。この班の講習はブーツの履き方から始まりました。続いて板のはき方、ぬぎ方。そんなスキー初心者の子たちが2時間後にはノンストップでファミリーコースを滑っていたことに、私はとても驚きました。
二日目、雨。この日は6班のみんなと一緒に技術戦に参加しました。種目は大回り、小回り、不整地の3種目。それも大回りと小回りに関しては、整地ではなくウエーブでの滑走でした。技術戦自体出場するのは初めてで、ウエーブの大回りなんて一度も滑ったことがないので、とても不安でした。6班のみんなも大会には慣れていないみたいで、大島コーチに「お葬式みたいな顔してるよ」と言われるくらい暗くて、ガチガチに固まっていました。でも、リフトではお互い気が沈まないように明るく話したりして、9人全員で3種目乗り切りました。最終的には順位も発表されました。結果が良かった人もそうじゃなかった人もいるけれど、最後はみんな笑顔で終えられたのでとてもよかったです。何より貴重な経験ができ、すごく充実した一日だったと思います。
三日目、晴れ。しかし強風。最終日は忘れ物チェックをした後でゲレンデへ行きます。忘れ物は毎年なかなかゼロにはならず、今年もタオルやら何やら……。いろいろな物が帰りのバスで披露されました。チェックも終わり、いざゲレンデへ!アシスタントのゆかとみなみちゃんと私と野口コーチで即席野口班結成。特別講習が始まりました。メインは大回り。動いているリフトの数が少ないというのもあり、ひたすらロマンスコースを滑りました。そしてお昼休憩。休憩をしているあいだ、いくつもの班がからまつのコブを滑っていました。滑り終わったらまたコブ。コブ。コブ。コブ好きの私にとってはとても羨ましい光景でした。
2:00になり講習終了。閉講式を終わらせた後は、みんなでバスに乗り家に向かって出発進行。ホテルの方たちは、バスが見えなくなるまで手を振ってくれていました。帰りのバスでは、DVDを見ました。そして、毎年恒例の時間当てクイズ!帰りのバスは毎年渋滞にはまっているので今回も予定時刻をオーバーするかと思いきや、なんと7時前に柏インターのゲートが開きました。帰宅日が月曜日ということもあったのでしょう。こうして予定より早い時間で到着し、ジュニアスキー教室は終了となりました。
生徒のときとはまた違う楽しさを味わえた、この三日間。とっても楽しかったので来年もぜひ参加したいです。
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