2012年度ジュニアスキー教室 レポート
今回参加したスタッフからジュニアスキー教室のレポートをいただきました。ぜひ、ご覧ください。
小笠原講師に作成いただいたレポートです
私は今回初めてジュニアスキーの講師として参加しました。私の担当は7名の女子班で緩斜面なら何とか滑れるというレベルです。
初日は午後から講習。最初は一番緩い斜面で滑ってみました。皆あまり滑ってないのか、動きがぎこちなかったのでジャンプしたり、スキップしたりと身体をほぐす運動をしてみました。思うように行かないようですね。初心者はまずスキーに慣れることです。夜はミーティングがありましたが、どう話してよいか分からず、また私も子供達もお互いの距離感がつかめず何となく終わってしまいました。
2日目は検定です。昨日半日滑ったせいか皆多少ポジションが良くなってます。午後の検定に向け午前中はしっかり練習しようと思っていましたが雲の切れ目から時折青空が見えると、講師という立場を忘れ無性に頂上へ行きたくなってしまいました。子供達に聞くと全員「早く行きたい!」との嬉しい返事。やっぱり練習より山の上に行ってみたいものです。
シングルリフトから到着した頂上からは360度の大展望。写真撮ったり、雪に潜ったりと皆はしゃいでいました。実は翌日はリフトが動いていなかったので、この選択は大正解でした。午後は検定。皆3級受験です。私が講習内で教えた事が何とかできていれば合格です。皆まずまずといったところでしょうか。全員合格!夕方から吹雪となって冷え込むと早く帰りたいという声が出てきましたが、ここはちょっと我慢してもらい最後まで練習しました。
最終日は昨晩の雪が膝下くらいまで積って、青空も広がり最高のコンディション。季節外れの軽い雪に子供達も滑りながら歓声をあげています。やっぱり分かるんですね〜。この気持ちよさが・・・。新雪を求めて人の滑ってないコース脇、林の中、急斜面・・・。どんどん入っていきました。スキーの楽しさはここにあるんです。3日目でポジションが良くなり、さらに気持ち良さから身体が落下し始めたようで、初日では滑れなかった急斜面も安定して滑れるようになって来ました。
そして昼食後、ほとんど集合時間でしたが、「また急斜面に行きたい。」「もっと滑りたい」と皆笑顔で訴えてきました。この日は技術的な話はほとんどなし。皆、自然に落下できるポジションをつかみかけてきたようです。最後の最後に自然の雪が皆にスキーの楽しさを教えてくれたようです。これからも雪と戯れ、スキーを楽しいんでもらえればと思います。
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